📌 この記事の要点

シンガポールEntrePass(起業家ビザ)の申請条件、事業計画書の書き方、審査で重視されるポイント、更新条件、EPとの違いを徹底解説します。

この記事のポイント

本記事は2026年3月時点のMOM規定に基づいています。

EntrePassの概要

EntrePassはシンガポールで革新的な事業を立ち上げる外国人起業家向けのビザです。自分が設立した会社の代表として就労するためのビザです。

申請条件

基本要件

イノベーション基準(いずれか1つ)

  1. VC/エンジェル投資: 認定VCやエンジェルから100,000 SGD(約12,500,000円 以上の投資
  2. 特許/知的財産: 自社技術の特許保有
  3. 研究機関との提携: A*STARなどと共同研究
  4. 政府支援: Enterprise Singaporeなどの認定インキュベーターに採択

対象外の事業

事業計画書のポイント

MOMの審査では以下が重視されます:

  1. 革新性: 既存ソリューションとの差別化
  2. 市場性: ターゲット市場の規模と成長性
  3. 実行力: チームの経歴と能力
  4. シンガポールへの貢献: 雇用創出、技術移転
  5. 財務計画: 3〜5年間の売上・費用予測

更新条件

更新時期 事業支出 ローカル雇用
1年目更新 100,000 SGD(約12,500,000円 /年以上 1名以上
2年目以降 150,000 SGD(約18,750,000円 /年以上 3名以上
3年目以降 200,000 SGD(約25,000,000円 /年以上 5名以上

費用

項目 費用
EntrePass申請手数料 200 SGD(約25,000円
EntrePass発行手数料 225 SGD(約28,125円
法人設立費用 1,000 SGD(約125,000円3,000 SGD(約375,000円
会社秘書役(年間) 1,200 SGD(約150,000円3,000 SGD(約375,000円

EPとの比較

項目 EntrePass EP
対象 起業家 被雇用者
最低月収 なし 5,600 SGD(約700,000円
家族帯同 2年目から 即日可能(月収条件あり)
PR申請 可能(承認率低め) 可能
審査期間 8〜12週間 3〜8週間

日本人が知っておくべき注意点

家族帯同の制限

最初の1年間はDependant’s Passの申請ができません。

PR申請への道

EntrePassからのPR申請は可能ですが承認率はEP保持者より低い傾向です。シンガポール永住権(PR)申請ガイドを参照してください。

法人税の優遇

シンガポール法人税と優遇制度でスタートアップ免税制度を活用しましょう。

まとめ

シンガポールEntrePassは、革新的な事業アイデアを持つ起業家にとってアジアのビジネスハブへの入口です。VC投資や特許などの実績があれば承認の可能性は十分あります。海外移住の始め方2026もあわせてご覧ください。

関連記事

シンガポール EntrePass 起業 ビザ スタートアップ
※ この記事の情報は2026年3月23日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。