📌 この記事の要点
インドネシアのリタイアメントKITAS(退職者ビザ)と第2の故郷ビザ(E33G)の申請条件、費用、必要書類を完全解説。バリ島やジョグジャカルタでの老後の移住を検討する日本人向け。
この記事のポイント
- リタイアメントKITASは55歳以上が対象で、年金・不労所得USD1,500/月以上の証明が必要
- 第2の故郷ビザ(E33G)は年齢制限なし、IDR20億(約2,000万円)の預金が必要
- バリ島の生活費は月額USD1,000〜2,500で、日本と比べて大幅に低い
📌 この記事はインドネシア入国管理局および在インドネシア日本国大使館の公式情報(2026年3月確認)に基づいています。
リタイアメントビザの選択肢
| 項目 | リタイアメントKITAS | 第2の故郷ビザ(E33G) |
|---|---|---|
| 年齢制限 | 55歳以上 | なし |
| 有効期間 | 1年(更新で最長5年) | 5年(更新で最長10年) |
| 財務要件 | 年金USD1,500/月以上 | IDR20億の銀行預金 |
| 就労 | 不可 | 不可(海外リモートワーク可) |
| 住居 | インドネシア人の家政婦を雇用する義務 | 自由 |
| 家族帯同 | 配偶者のみ | 可能 |
リタイアメントKITASの申請手順
- スポンサー機関の選定:インドネシア政府認定のリタイアメントスポンサー機関(旅行代理店等)を選定
- 必要書類の準備:パスポート、年金証明書、健康診断書、履歴書、証明写真
- スポンサー機関経由で申請:入国管理局に申請書類を提出
- VITASの取得:承認後にe-Visaを受領
- 入国・ITAS取得:入国後に入国管理局でITASカードを取得
- STM(複数回入国許可)の取得
費用の目安
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| VITAS申請料 | IDR200万(約2万円) |
| ITAS発行料 | IDR200万(約2万円) |
| スポンサー機関手数料 | USD500〜1,500/年 |
| 健康保険 | USD50〜200/月 |
| 初年度合計 | USD1,000〜2,500 |
人気の移住先
| 地域 | 月額生活費目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| バリ島(ウブド) | USD1,000〜1,800 | 自然豊か、芸術文化、コミュニティ充実 |
| バリ島(サヌール) | USD1,200〜2,000 | 静かなビーチ、シニア外国人コミュニティ |
| ジョグジャカルタ | USD600〜1,200 | 文化都市、生活費最安クラス |
| バンドン | USD700〜1,300 | 高原で涼しい気候、食文化が豊か |
| ロンボク島 | USD800〜1,500 | バリの次のリゾート、開発が進行中 |
日本人が知っておくべき注意点
- 健康保険:インドネシアの国民健康保険(BPJS)への加入が義務化されていますが、カバー範囲は限定的。民間の国際医療保険の併用を推奨
- 日本の年金受給:海外居住でも日本の年金は受給可能です。在留届と年金の現況届を提出してください
- 医療水準:ジャカルタ・バリ島には国際水準の病院がありますが、地方は医療インフラが限定的です
- 運転免許:インドネシアの運転免許はKITAS保有者が取得可能です。国際免許は使用不可です
よくある質問(FAQ)
Q: リタイアメントKITASで就労やビジネスはできますか? A: いいえ。就労・営業活動は禁止です。投資からの配当所得は問題ありません。
Q: 家政婦の雇用義務とは? A: リタイアメントKITASの条件として、インドネシア人の家政婦(ペムバントゥ)を1名以上雇用する義務があります。月給IDR250万〜400万(約2.5〜4万円)が相場です。
Q: 55歳未満でもリタイアメントビザは取得できますか? A: リタイアメントKITASは55歳以上が条件です。55歳未満の方は第2の故郷ビザ(E33G)を検討してください。
Q: 日本の銀行口座は維持できますか? A: はい。海外転出届を提出しても日本の銀行口座は維持可能です。ただし銀行によりマイナンバー等の対応が必要な場合があります。
Q: インドネシアの銀行に日本から送金するには? A: Wise(旧TransferWise)やインドネシアの銀行の海外送金サービスが利用可能です。送金手数料はUSD10〜30/回程度です。
まとめ
インドネシアは温暖な気候と低い生活費で、日本人リタイアに人気の移住先です。リタイアメントKITASと第2の故郷ビザの2つの選択肢があり、資産状況と年齢に応じて最適なビザを選択してください。医療保険の準備と日本の年金手続きを事前に完了させることが重要です。
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※ この記事の情報は2026年3月22日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。