この記事のポイント
- ベトナムのPDP8(第8次電力開発計画)で2030年までに再エネ比率30〜39%を目指す
- 洋上風力が最大の投資機会、2030年までに6GWの導入計画
- 日本企業はJBIC・NEXIの支援を活用してプロジェクトに参画可能
ベトナムの再エネ目標(PDP8)
| エネルギー源 | 2025年目標 | 2030年目標 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 12.8GW | 20GW |
| 陸上風力 | 6GW | 16GW |
| 洋上風力 | 1GW | 6GW |
| バイオマス | 1.1GW | 2.3GW |
| 合計再エネ比率 | 約25% | 約30〜39% |
投資環境
メリット
- 急成長する電力需要(年間約8%増)
- 政府のグリーン成長戦略とコミットメント
- 豊富な太陽光・風力資源(南部・中部地域)
- JBIC・ADB等の国際金融機関の支援
課題
- 送電網の容量不足(カーテイルメント問題)
- FIT制度の不透明さと政策変更リスク
- 土地使用権の取得に時間がかかる
- PPA(電力購入契約)の交渉が複雑
日本企業の参入事例
日本企業はJBIC(国際協力銀行)やNEXI(日本貿易保険)の支援を活用し、ベトナムの再エネプロジェクトに積極的に投資しています。JERA、丸紅、三菱商事などの大手が太陽光・風力プロジェクトに参画しています。
よくある質問(FAQ)
Q. ベトナムの再エネプロジェクトに外資100%で参入できますか?
原則として外資100%でのプロジェクト会社設立が可能ですが、電力販売にはEVN(ベトナム電力公社)とのPPA締結が必要です。
Q. FIT制度は今後も継続されますか?
従来のFIT制度は終了し、入札制度への移行が進んでいます。新規プロジェクトは競争入札を通じて価格が決まる方向です。
まとめ
ベトナムは再エネ投資の有望市場ですが、政策リスクや送電網の課題があります。JBICなどの公的支援を活用し、信頼できる現地パートナーと連携して参入しましょう。
※ この記事の情報は2026年3月22日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。