📌 この記事の要点
ベトナムでLLCを設立する際の重要事項を解説します。外資規制業種、設立費用、税率などの具体的な数字を紹介。日本との制度比較も行い、ベトナム進出に役立つ情報をお伝えします。
LLCとは
ベトナムの外国投資法人(FIE)の1つで、株式会社に相当する法人形態です。LLCは、外資100%の出資が可能で、柔軟な事業運営が可能な選択肢です。
主要スペック・数字
| 項目 | ベトナムLLC | 日本株式会社 |
|---|---|---|
| 最低資本金 | 30億ドン(約133万円) | 1円(無額面株式) |
| 外資出資比率 | 最大100% | 最大100% |
| 設立費用 | 3,000-5,000万ドン(13-22万円) | 10-60万円 |
| 申請期間 | 2-3カ月 | 2-3週間 |
| 法人税率 | 20% | 23.2% |
手順・ステップ
ベトナムでLLCを設立する際の主な流れは以下の通りです。
- 事業登録証の取得
- 投資登録証の取得
- 企業登記証の取得
- 税務登録/納税管理
- 印鑑の作成
- 銀行口座の開設
- オフィス賃貸契約の締結
- 社会保険登録
この一連の手順には2-3カ月ほどの時間がかかります。
日本との比較・対比
ベトナムのLLC設立は、日本の株式会社設立と比較して以下のような特徴があります。
- 最低資本金が高め(30億ドン)
- 設立にかかる時間が長め(2-3カ月)
- 設立費用は日本より高め(13-22万円)
- 法人税率が低め(20%)
一方で、外資100%出資が可能で、柔軟な事業運営が可能な点が利点です。
日本人が注意すべきポイント
ベトナムでLLCを設立する際は以下の点に注意が必要です。
- 外資規制業種の確認が重要
- 100%外資出資が可能な業種は限定的
- 不動産業や金融業など一部業種は外資出資比率に制限あり
- 会社設立後の税務・労務管理にも細心の注意が必要
まとめ・次のアクション
【ブロック1: 自分でできるステップチェックリスト】
- ベトナムで実施したい事業内容を検討する
- 外資規制業種の有無を確認する(公式サイト)
- 必要な最低資本金(30億ドン)を確認する
- 設立費用(13-22万円)を試算する
- 申請期間(2-3カ月)を見据える
- 法人税率(20%)を念頭に置く
- オフィス賃貸や人事労務面での準備を始める
- 専門家に相談して詳細を検討する
本記事の情報は執筆時点のものです。法律・税制は改正される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。
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※ この記事の情報は2026年3月11日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。