📌 この記事の要点

マレーシアMM2H・DE Rantauデジタルノマドビザ・就労ビザの承認率と発行実績を最新データで解説。2021年改定後の承認率88%の実態、DE Rantau国籍別Top5、日本人の取得状況まで網羅。

この記事のポイント

この記事はMM2H公式、MDEC(DE Rantau管理機関)、マレーシア入国管理局の情報(2026年3月23日確認)に基づいています。


MM2H(Malaysia My Second Home)の承認率データ

MM2Hはマレーシア政府が提供する長期滞在プログラムで、外国人がマレーシアに最長10年間滞在できる制度です。

承認数の推移

年度申請数承認数承認率備考
2019年(ピーク)非公開7,948件旧基準改定前の最高記録
2020年COVID-19で一時停止
2021年(改定後)大幅減少3,598件約88%新条件適用開始
2022年以降さらに減少約88%維持3ティア制導入

なぜ承認率が上がったのに「厳しくなった」と言われるのか

2021年の改定で、MM2Hの月収要件がRM10,000からRM40,000へ4倍に引き上げられました。

項目旧条件(〜2021年)新条件(2021年〜)
月収要件10,000 MYR(約403,242円40,000 MYR(約1,612,968円
定期預金(50歳以上)150,000 MYR(約6,048,630円1,000,000 MYR(約40,324,200円 (Silver)
定期預金(50歳未満)300,000 MYR(約12,097,260円1,000,000 MYR(約40,324,200円 (Silver)
滞在義務年間90日以上年間90日以上(変更なし)

この条件引き上げにより、申請数自体が約90%減少しました。結果として、申請にたどり着いた人はほぼ要件を満たしているため、承認率は88%と高水準になっています。

アクティブ会員の状況

累計57,608名がMM2Hのアクティブ会員として登録されています。国籍別では中国、日本、韓国、バングラデシュ、イギリスからの取得者が多い傾向です。

3ティア制(Silver / Gold / Platinum)

2021年の改定で導入された3段階制度です。

ティア定期預金不動産購入追加特典
Silver1,000,000 MYR(約40,324,200円制限あり基本特典のみ
Gold2,000,000 MYR(約80,648,400円購入可一部優遇
Platinum3,000,000 MYR(約120,972,600円購入可最上位特典

詳しくはマレーシアMM2H完全ガイドをご参照ください。


DE Rantau(デジタルノマドビザ)の承認実績

DE RantauはMDEC(Malaysia Digital Economy Corporation)が管理するデジタルノマド向けの専門ビザです。

申請・承認データ

国籍別Top5

順位国籍備考
1位ロシア最多の申請・承認数
2位パキスタンIT人材が中心
3位イギリスリモートワーカーが多い
4位日本IT・クリエイティブ職が中心
5位オーストラリア近隣国からの移住

DE Rantau却下の主な理由

  1. 年収要件未達: 年収24,000 USD(約3,816,794円 以上の証明が不十分
  2. 職種の非該当: デジタル関連職種(IT、デザイン、マーケティング等)に該当しない
  3. フリーランスの収入証明不備: 契約書や請求書による収入の裏付けが不足

詳しくはマレーシアDE Rantau完全ガイドをご参照ください。


就労ビザ(Employment Pass)の概要

マレーシアの就労ビザ(Employment Pass)は、外国人がマレーシア企業で働くために必要な許可証です。

カテゴリー別の要件

カテゴリー月給要件期間
カテゴリーI10,000 MYR(約403,242円 以上最長5年
カテゴリーII5,000 MYR(約201,621円9,999 MYR(約403,202円最長2年
カテゴリーIII3,000 MYR(約120,973円4,999 MYR(約201,581円最長1年

就労ビザの承認率は公式に公表されていませんが、スポンサー企業の信頼性と申請者の資格・経験が審査の鍵となります。

詳しくはマレーシア就労ビザガイドをご参照ください。


日本人が知っておくべき注意点

MM2Hの預金ロック

MM2Hで必要な定期預金は「ロック」されており、取得後1年間は引き出せません。1年経過後もSilverの場合500,000 MYR(約20,162,100円 は維持が必要です。

DE Rantauと生活コスト

マレーシア(特にクアラルンプール、ペナン)は東南アジアの中でも生活コストが比較的手頃で、日本人コミュニティも充実しています。DE Rantau取得後は、クアラルンプールの日本人エリア(モントキアラ、バンサー等)に住む日本人デジタルノマドも増えています。

ビザの種類による使い分け

目的推奨ビザ承認の難易度
長期滞在・セカンドホームMM2H高(月収RM40,000必要)
デジタルノマドDE Rantau中(年収USD 24,000+デジタル職種)
就労Employment Pass中(スポンサー企業必須)
退職後MM2H(Silver)高(定期預金RM100万必要)

よくある質問(FAQ)

上記のFAQセクション(frontmatter内)に加え、以下の追加情報もご参照ください。

MM2HとDE Rantauはどちらが取得しやすいですか?

資金面では、DE Rantauの方が大幅にハードルが低いです。MM2Hは最低でもRM100万の定期預金と月収RM40,000が必要ですが、DE Rantauは年収USD 24,000以上で申請可能です。ただし、DE Rantauはデジタル関連職種に限定されるため、職種によってはMM2Hが唯一の選択肢となります。

マレーシアのビザ審査期間はどのくらいですか?

MM2Hは通常3〜6ヶ月、DE Rantauは2〜4週間、就労ビザは1〜3ヶ月が目安です。MM2Hは書類審査が多段階にわたるため、最も時間がかかります。


まとめ:自分でできること vs 専門家に相談すべきこと

自分でできること

専門家に相談すべきこと

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※ この記事の情報は2026年3月23日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。