この記事のポイント

📌 本記事は2026年3月時点のMM2H公式サイトおよびマレーシア移民局の情報に基づいています。

MM2Hビザとは

MM2H(Malaysia My 2nd Home)は、マレーシア政府が提供する長期滞在プログラムです。就労目的ではなく、マレーシアを「第二の故郷」として長期滞在したい外国人を対象とした特別ビザです。

2024年の制度改正により、従来の一律条件から3カテゴリ制に移行し、申請者の資産・収入レベルに応じた要件が設定されました。

3カテゴリの比較

項目シルバーゴールドプラチナ
定期預金RM150,000RM500,000RM1,000,000
月収要件RM40,000RM40,000RM40,000
流動資産RM150万RM250万RM350万
不動産購入RM60万以上RM100万以上制限なし
ビザ期間5年(更新可)10年(更新可)10年(更新可)
扶養家族配偶者+21歳未満の子同左+両親同左+家事使用人

申請に必要な書類

  1. パスポート(残存期間12ヶ月以上)
  2. 銀行残高証明書(過去3ヶ月分)
  3. 収入証明書(年金証書、配当明細、雇用証明等)
  4. 無犯罪証明書(日本の警察庁発行、アポスティーユ付き)
  5. 健康診断書(マレーシアの指定病院で取得)
  6. パスポートサイズ写真(白背景、6枚)
  7. カバーレター(MM2Hエージェントが作成)
  8. 医療保険証書(マレーシアで有効なもの)

申請手順

Step 1: エージェント選定(1〜2週間)

MM2Hの申請は認定エージェント経由が義務です。MM2H公式サイトに認定エージェントリストが掲載されています。エージェント手数料はRM5,000〜RM15,000が相場です。

Step 2: 書類準備(2〜4週間)

日本の無犯罪証明書は取得に2〜3週間かかります。外務省でのアポスティーユ取得も必要です。

Step 3: オンライン申請提出(1日)

エージェントがMM2Hポータルサイトから申請書と必要書類をアップロードします。

Step 4: 審査期間(90〜120営業日)

移民局と内務省による審査が行われます。追加書類の要求がある場合があります。

Step 5: 条件付き承認レター受領

承認後、6ヶ月以内にマレーシアの銀行で定期預金を開設し、医療保険に加入する必要があります。

Step 6: ビザスタンプ取得

必要な条件を満たした後、移民局でパスポートにMM2Hビザスタンプが押されます。

日本人が知っておくべき注意点

よくある質問(FAQ)

Q: MM2Hで不動産を購入できますか? A: はい、カテゴリに応じた最低価格以上の不動産を購入可能です。シルバーはRM60万以上が条件です。

Q: 日本の年金はMM2Hの月収要件に含まれますか? A: はい、日本の公的年金・企業年金は月収証明として認められます。

Q: 家族のビザはどうなりますか? A: 配偶者と21歳未満の子は扶養家族としてMM2Hビザに含まれます。ゴールド以上では両親も対象です。

Q: MM2Hからマレーシアの永住権(PR)に切り替えられますか? A: MM2Hから直接PRへの切り替えはできません。別途PR申請が必要です。

Q: 審査に落ちた場合、再申請できますか? A: はい、不備を修正して再申請可能です。ただし、申請手数料は再度必要です。

まとめ:自分でできること vs 専門家に相談すべきこと

自分でできること:

専門家に相談すべきこと:

マレーシア MM2H 長期滞在ビザ リタイアメント
※ この記事の情報は2026年3月22日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。