この記事のポイント
- ジャカルタのAグレードオフィス賃料はIDR200,000〜350,000/㎡/月(約2,000〜3,500円)
- CBD(SCBD・Sudirman・Thamrin)エリアが日系企業の集積地
- バーチャルオフィスは**月額IDR500万〜200万(約5,000〜20,000円)**でPT PMA登記住所に利用可能
📌 この記事はCushman & WakefieldおよびJLLの市場レポート(2026年3月確認)に基づいています。
ジャカルタのオフィスエリア
| エリア | 特徴 | 賃料目安(IDR/㎡/月) |
|---|---|---|
| SCBD | 最高級ビジネス地区、外資系集積 | 250,000〜350,000 |
| Sudirman | メインストリート沿い、交通至便 | 200,000〜300,000 |
| Thamrin | 官公庁・大使館エリア | 200,000〜280,000 |
| Kuningan | 大使館街、日系企業多数 | 180,000〜250,000 |
| TB Simatupang | 南ジャカルタ、IT企業集積 | 120,000〜180,000 |
| BSD City | 郊外新興エリア、コスト抑制型 | 80,000〜120,000 |
オフィス形態の比較
| 形態 | 月額費用 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 従来型オフィス | IDR200,000〜350,000/㎡ | カスタマイズ自由、企業イメージ | 内装費・長期契約 |
| サービスオフィス | IDR500万〜2,000万/席 | 即入居、設備込み | 拡張性に制限 |
| コワーキング | IDR200万〜500万/席 | 低コスト、柔軟 | プライバシー △ |
| バーチャルオフィス | IDR100万〜500万 | 登記住所のみ | 物理的スペースなし |
契約のポイント
契約期間
従来型オフィスは2〜3年契約が一般的です。サービスオフィスは6ヶ月〜1年から契約可能です。
費用構成
- 賃料:月額(㎡単位)
- サービスチャージ:IDR50,000〜80,000/㎡/月(清掃・警備・共有設備)
- 駐車場:IDR100万〜200万/台/月
- 保証金:賃料3〜6ヶ月分
- 内装費(フィットアウト):IDR300万〜800万/㎡
日系企業に人気のビル
- Sentral Senayan(SCBD):日系企業のテナント多数
- Midplaza(Sudirman):JETROジャカルタ事務所が入居
- Wisma GKBI(Sudirman):中規模企業向けの手頃な賃料
日本人が知っておくべき注意点
- 空室率の活用:ジャカルタのオフィス空室率は約20%と高く、賃料交渉の余地が大きい
- PT PMAの登記住所:法人設立にはオフィスの住所が必要ですが、初期はバーチャルオフィスで対応可能
- 渋滞対策:MRT沿線のオフィスを選ぶと通勤の負担が大幅に軽減される
- 停電対策:自家発電機(ジェンセット)の有無を確認すること
よくある質問(FAQ)
Q: バーチャルオフィスでPT PMAの登記は可能ですか? A: はい。BKPMに認められたバーチャルオフィスであれば登記住所として使用可能です。
Q: 内装工事にどのくらいの期間がかかりますか? A: 一般的なオフィスで4〜8週間、大規模なフィットアウトで3〜6ヶ月です。
Q: 途中解約は可能ですか? A: 契約書にbreak clause(中途解約条項)を入れることで対応可能ですが、違約金が発生する場合があります。
Q: 英語が通じますか? A: Aグレードビルの管理会社は英語対応ですが、契約書はインドネシア語が正文となるため翻訳確認が必要です。
Q: コワーキングスペースのおすすめは? A: WeWork、GoWork、CoHive(一部再編中)などが日本人にも利用しやすい環境を提供しています。
まとめ
ジャカルタのオフィス市場はテナント有利の状況が続いており、賃料交渉やフリーレント(無料期間)の獲得がしやすい環境です。初期はバーチャルオフィスやサービスオフィスでスタートし、事業拡大に応じて従来型オフィスに移行するステップアプローチが効果的です。
※ この記事の情報は2026年3月22日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。