インドネシア移民局の臨時閉鎖とは

インドネシア移民局(Direktorat Jenderal Imigrasi)の公式サイト(www.imigrasi.go.id)によると、2026年のニュピ(バリ・ヒンドゥー暦の新年)およびイドゥル・フィトリ1447H(ラマダン明け大祭)の国民祝日・一斉休暇に伴い、全国すべての移民局オフィスが2026年3月18日(水)〜3月24日(火)の間、完全閉鎖となる。

再開は**2026年3月25日(水)**から。

この閉鎖は単なる「窓口休業」ではなく、オンラインのe-Visaポータルも一時停止されることが移民局代理長官Yuldi Yusman氏のコメントで明言されている。インドネシアで就労・生活している日本人にとって、ビザや滞在許可の有効期限が閉鎖期間中に切れる場合は深刻なリスクとなる。


閉鎖期間・手続き期限の具体的な数字

項目日程・内容
臨時閉鎖期間2026年3月18日(水)〜3月24日(火):7日間
業務再開日2026年3月25日(水)
手続き完了期限2026年3月17日(火)まで
対象手続きパスポート、滞在許可(Stay Permit / KITAS / KITAP)、e-Visa
緊急パスポート即日発行サービス(Percepatan Paspor Sehari Jadi):全国移民局で対応
緊急ビザ問い合わせevoa@imigrasi.go.id/contact@imigrasi.go.id
空港・港湾の入出国審査24時間体制で通常通り運営
Visa on Arrival(VoA)閉鎖中も継続提供

申請・手続きの手順:3月17日までにやるべきこと

ステップ① 自分の滞在許可・ビザの有効期限を今すぐ確認する

KITASやKITAPなどの滞在許可証を手元に出し、有効期限が2026年3月18日〜4月初旬に該当しないか確認する。

ステップ② 期限が迫っている場合:更新申請を3月17日までに提出

ステップ③ パスポートの有効期限が6ヶ月未満の場合:即日発行サービスを活用

移民局は「Percepatan Paspor Sehari Jadi(即日パスポート発行サービス)」を全国移民局で提供中。医療渡航など緊急事情がある場合は、最寄りの移民局ホットラインに連絡すること。

ステップ④ e-Visaの申請・変更は3月17日までに完了

ステップ⑤ 閉鎖期間後の再開時混雑に備える


日本の制度との対比

インドネシアの滞在許可(KITAS / KITAP)は、日本でいう「在留資格(在留カード)」に相当する。以下に主要な相違点を整理する。

比較項目インドネシア日本
就労外国人向け主要在留資格KITAS(Kartu Izin Tinggal Terbatas:一時滞在許可)技術・人文知識・国際業務/就労ビザ各種
永住相当資格KITAP(Kartu Izin Tinggal Tetap:永住許可)永住者(在留資格「永住者」)
在留資格の管理機関Direktorat Jenderal Imigrasi(移民局)出入国在留管理庁(入管庁)
祝日閉鎖の影響e-Visaポータル含め全サービス停止(2026年は7日間)窓口は閉鎖されるが、オンライン申請(在留申請オンラインシステム)は原則24時間利用可
緊急時の対応即日パスポート発行サービス・メール問い合わせ対応緊急旅券発給(海外公館経由)・入管庁への電話相談
ビザ申請のオンライン化e-Visa対応(ただし閉鎖中はポータル停止)在留申請オンラインシステムで一部申請可能(日本の入管庁)
転職時のビザ対応スポンサー(雇用主)変更手続きが必要:閉鎖前要完了就労資格証明書の取得または在留資格変更申請が必要

日本との最大の違い:日本の出入国在留管理庁のオンライン申請システムは祝日でもアクセス可能なケースが多いが、インドネシアのe-Visaポータルは今回の閉鎖期間中に完全停止する。この点で、インドネシアでの手続きは「閉鎖前の完了」が日本以上に厳格に求められる。


日本人が注意すべきポイント

⚠️ 注意①:「オーバーステイ(不法滞在)」のリスクを過小評価しない

滞在許可の有効期限が閉鎖期間中に切れる場合、更新手続きが完了していなければオーバーステイ扱いとなる。インドネシアでは不法滞在に対して罰金(300万ルピア〜)・強制退去・再入国禁止のリスクがある。日本の在留資格と同様、「申請中だから大丈夫」という認識は通じない場面もある。

⚠️ 注意②:転職・出向直後の方は特にリスクが高い

転職・出向に伴ってKITASのスポンサー(雇用主)変更手続きが未了の場合、3月17日までに手続きを完了させることが不可欠。スポンサー変更は雇用主側の書類準備も必要なため、早めに雇用主のHRまたはビザエージェントに連絡すること。

⚠️ 注意③:Visa on Arrival(VoA)は空港で継続提供されるが、就労目的には使えない

閉鎖期間中もVoA(空港でのビザ・オン・アライバル)は提供されるが、これは観光目的向け。就労中の日本人がKITASをVoAで代替することはできない。

⚠️ 注意④:M-Pasporアプリのリスケジュール機能を早めに活用する

すでにアポイントメントを取得済みで、閉鎖期間後に帰省などで不在の場合は、M-Pasporアプリでリスケジュールが可能。再開後の混雑を考慮して、早期に予約変更を行うことを推奨する。

⚠️ 注意⑤:家族帯同ビザ(配偶者・子供)も同様に期限確認が必要

就労者本人だけでなく、帯同家族(配偶者・子供)の滞在許可も同じ閉鎖の影響を受ける。家族全員分の有効期限を確認すること。


まとめ・次のアクション

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この記事はインドネシア移民局の公式情報を基に作成しています。法律・税制は変更される場合があります。最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。

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※ この記事の情報は2026年3月18日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。