この記事のポイント
- ASEAN最高英語力はシンガポールで世界トップ5以内(EF EPI Very High)
- フィリピン、マレーシアもHighレベルで、ビジネス英語に不自由なし
- タイ、ベトナム、インドネシアはLow〜Moderateで、通訳・翻訳が必要な場面も多い
📌 本記事は2026年3月時点のEF EPI最新版に基づいています。
ASEAN英語力ランキング
| 順位 | 国 | EF EPIレベル | EF EPIスコア(目安) | ビジネス英語環境 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | シンガポール | Very High | 635 | 公用語が英語 |
| 2 | フィリピン | High | 580 | 公用語が英語 |
| 3 | マレーシア | High | 565 | ビジネスは英語 |
| 4 | カンボジア | Moderate | 480 | 観光業は英語可 |
| 5 | ベトナム | Moderate | 470 | 都市部で改善中 |
| 6 | インドネシア | Low | 450 | 都市部で一部英語可 |
| 7 | タイ | Low | 420 | 英語話者は限定的 |
| 8 | ミャンマー | Very Low | 390 | 英語教育は限定的 |
| 9 | ラオス | Very Low | 380 | フランス語の影響 |
ビジネスシーンでの言語環境
| 国 | 社内言語 | 契約書言語 | 政府対応 | 日常会話 |
|---|---|---|---|---|
| シンガポール | 英語 | 英語 | 英語 | 英語(Singlish) |
| フィリピン | 英語/タガログ | 英語 | 英語 | タガログ語/英語 |
| マレーシア | 英語/マレー語 | 英語 | マレー語 | マレー語/英語 |
| タイ | タイ語 | タイ語/英語 | タイ語 | タイ語 |
| ベトナム | ベトナム語 | ベトナム語 | ベトナム語 | ベトナム語 |
| インドネシア | インドネシア語 | インドネシア語 | インドネシア語 | インドネシア語 |
日本人駐在員のコミュニケーション対策
英語が通じる国(シンガポール・フィリピン・マレーシア)
- ビジネスミーティングは英語で問題なし
- 契約書・法務文書も英語対応
- 日常生活も英語で概ね対応可能
英語が限定的な国(タイ・ベトナム・インドネシア)
- 通訳・翻訳者の確保が重要
- 社内にバイリンガル人材を採用
- 政府機関との対応は現地語が必須
- 日常生活では基本的な現地語の習得が推奨
日本人が知っておくべき注意点
- 英語ができる=ビジネスが円滑とは限らない: 文化的な商習慣の理解も重要
- 日本語人材の確保: ベトナム、インドネシアでは日本語学習者が多く、日本語話者の採用も選択肢
- ASEAN英語の特徴: シンガポールのSinglish、フィリピンのFilipino Englishなど、各国独自の英語アクセント・表現がある
よくある質問(FAQ)
Q: 英語ができなくてもASEANで事業はできますか? A: 可能ですが、通訳・翻訳のコストがかかります。長期的には現地語の学習を推奨します。
Q: ASEAN各国で日本語を話せる人材は見つかりますか? A: ベトナム(約8万人)、インドネシア(約5万人)、タイ(約4万人)に日本語学習者が多いです。
Q: ビジネス英語研修はASEAN現地で受けられますか? A: シンガポール、マレーシア、フィリピンには多くの英語学校があり、ビジネス英語コースも充実しています。
Q: フィリピンのオンライン英会話は効果的ですか? A: フィリピン人講師によるオンライン英会話は費用対効果が高く、ASEAN赴任前の準備として人気です。
Q: 現地語の学習は必要ですか? A: ビジネス上は英語で対応可能な場合でも、現地スタッフとの関係構築には基本的な現地語の習得が効果的です。
まとめ:自分でできること vs 専門家に相談すべきこと
自分でできること:
- ✅ 赴任前の英語・現地語の学習
- ✅ 候補国の言語環境の調査
- ✅ オンライン英会話での準備
専門家に相談すべきこと:
- 🔍 現地語の契約書・法務文書の翻訳(法務翻訳者)
- 🔍 バイリンガル人材の採用(人材エージェント)
- 🔍 社内コミュニケーション体制の設計
※ この記事の情報は2026年3月22日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。