この記事のポイント

📌 この記事は2026年3月時点の主要保険会社の公式情報および各国政府の公式要件に基づいています。保険商品は随時変更されるため、最新情報は各保険会社の公式サイトをご確認ください。

比較の前提条件

このガイドでは、東南アジア(マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシア)に移住する日本人向けの国際医療保険を比較します。対象は個人・家族加入可能な民間保険であり、公式な雇用主支給の保険は除外しています。

指標 2026年3月時点
対象地域 マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、インドネシア
対象者 移住目的の日本人(ビザ保有者、駐在者含む)
比較対象 民間国際医療保険(雇用主非負担)
為替レート USD 1 ≈ 150円、MYR 1 ≈ 32円、SGD 1 ≈ 124円、THB 1 ≈ 4.5円

主要5社の国際医療保険比較

Pacific Cross(パシフィッククロス)

特徴:ASEAN地域向けの最も人気の保険。コスト重視の移住者に支持されている。

プラン 月額料金(30代) 月額料金(40代) 主な特徴
Explorer USD80〜120(¥12,000〜18,000) USD150〜200(¥22,500〜30,000) 基本カバー。待機期間長め
Classic USD130〜200(¥19,500〜30,000) USD200〜280(¥30,000〜42,000) バランス型。標準的な保障
Ultra USD200〜280(¥30,000〜42,000) USD300〜350(¥45,000〜52,500) 高額対応。妊娠カバー可
Elite USD280〜350(¥42,000〜52,500) USD380〜450(¥57,000〜67,500) 最高レベルの保障

妊娠カバー:Classic以上で対応(12ヶ月待機期間) 既往症対応:FMUシステム(医学的判定による条件付きカバー) 日本人対応:優秀。日本語サポート充実、クレーム対応が迅速


Cigna Global(シグナ・グローバル)

特徴:保障内容が充実。中から高額所得層向け。妊娠・出産対応が手厚い。

プラン 月額料金(30代) 月額料金(40代) 主な特徴
Silver USD120〜220(¥18,000〜33,000) USD200〜300(¥30,000〜45,000) 基本カバー。出産待機10ヶ月
Gold USD200〜350(¥30,000〜52,500) USD350〜480(¥52,500〜72,000) 充実保障。高額治療対応
Platinum USD350〜550(¥52,500〜82,500) USD550〜800(¥82,500〜120,000) 最高レベル。世界全域対応

妊娠カバー:Silver以上で対応(10ヶ月待機期間) 既往症対応:モラトリアム制度(2年後に段階的に保障開始) 日本人対応:非常に良好。妊婦向けプランあり。


Allianz Care(アリアンツ・ケア)

特徴:モジュラー方式で細かくカスタマイズ可能。柔軟性重視の層に支持。

プラン 月額料金(基本) カスタマイズ範囲 主な特徴
Core USD100〜180(¥15,000〜27,000) 入院・外来・歯科を選択 低コストの基本プラン
Core + Outpatient USD180〜320(¥27,000〜48,000) 外来診療を追加 バランス型(最人気)
Comprehensive USD320〜550(¥48,000〜82,500) 全科目カバー可能 高額・複雑治療対応

妊娠カバー:Comprehensive プランで対応(10ヶ月待機期間) 既往症対応:モラトリアム制度(加入後2年で段階的カバー開始) 日本人対応:日本語サポート有。細かい質問への対応が丁寧。


AIA(アメリカン・インターナショナル・アシュアランス)

特徴:アジア地域に特化した保険会社。現地での信頼度が高い。

プラン 月額料金(30代) 月額料金(40代) 主な特徴
Basic USD100〜150(¥15,000〜22,500) USD150〜200(¥22,500〜30,000) 基本カバー
Comprehensive USD180〜250(¥27,000〜37,500) USD280〜350(¥42,000〜52,500) 標準的な保障
Premium USD250〜350(¥37,500〜52,500) USD380〜500(¥57,000〜75,000) 高額対応

妊娠カバー:Comprehensive 以上で対応可能(待機期間を要確認) 既往症対応:モラトリアム制度 日本人対応:良好。アジア各地に拠点があり、現地対応が迅速。


AXA International(アクサ・インターナショナル)

特徴:高額・複雑な治療に対応。駐在員向けの選択肢が豊富。

プラン 月額料金(30代) 月額料金(40代) 主な特徴
Standard USD140〜220(¥21,000〜33,000) USD220〜350(¥33,000〜52,500) 基本カバー
Plus USD220〜380(¥33,000〜57,000) USD380〜550(¥57,000〜82,500) 充実保障
Premium USD380〜600(¥57,000〜90,000) USD600〜900(¥90,000〜135,000) 世界最高水準

妊娠カバー:Plus 以上で対応(待機期間を要確認) 既往症対応:モラトリアム制度 日本人対応:駐在員対応が充実。複雑な案件への対応が堅牢。


国別医療保険要件

マレーシア:MM2H ビザ+医療保険

MM2H公式要件(2026年版):

現実的な対応

就職の場合


タイ:LTR ビザ+医療保険

タイ国家移民局公式要件(LTR Visa):

実践的なプラン選択

就職の場合


シンガポール:公式要件なし

シンガポール公式方針

現実的な対応


フィリピン・インドネシア:要件なし

フィリピン

インドネシア


妊娠・出産カバーの詳細

待機期間(Waiting Period)

保険会社 待機期間 対象出産 注記
Pacific Cross 12ヶ月 出産総額 帝王切開も同じ期間
Cigna 10ヶ月 出産総額 妊婦向けプランで短縮可
Allianz 10ヶ月 出産総額 Comprehensive で適用
AIA 12ヶ月 出産総額 待機期間内の妊婦検査も対象外
AXA 12ヶ月 出産総額 Plus/Premium で対応

実務上のポイント

出産総額(東南アジア相場)

施設タイプ 総額 医療保険で対応
マレーシア 民間病院(KL) USD3,000〜8,000 ✅ 全保険でカバー
タイ 民間病院(BKK) USD2,500〜6,000 ✅ 全保険でカバー
シンガポール 公式病院 SGD5,000〜12,000 ✅ EP対象者の雇用主保険でカバー
フィリピン 民間病院(マニラ) USD1,500〜4,000 ✅ 保険で対応
インドネシア 民間病院(ジャカルタ) USD1,000〜3,000 ✅ 保険で対応

既往症(Pre-existing Conditions)の取り扱い

FMU方式(Pacific Cross採用)

定義:Financial Medical Underwriting

実例

モラトリアム方式(Cigna、Allianz、AIA、AXA採用)

定義:加入時の既往症は、一定期間(通常2年)の観察期間後、段階的にカバー開始

メリット:加入時の医学判定がない(簡潔) デメリット:カバー開始までに2年要する

実例


日本の健康保険との関係

パターン1:日本の健康保険を継続する場合

状況:移住先で仕事がない、又は日本で国民健康保険に加入したまま

手続き 対応
住民票 転出届を提出(非居住者に)
国民健康保険 資格喪失(転出と同時に)
国民年金 任意加入可(月額¥16,980)
海外療養費制度 利用可(帰国後申請で一部返金)

海外療養費制度の実務

注意点

パターン2:日本の健康保険を脱退する場合

状況:移住先で長期滞在、現地での治療が主体

対応 詳細
国民健康保険 脱退(転出届で自動喪失)
国民年金 脱退可(任意加入なし)
海外療養費 利用不可(脱退後の治療は対象外)
駐在員保険 雇用主が手配(多くの場合)
個人保険 Pacific Cross等で自力手配

年金の扱い

パターン3:マレーシアMM2H、シンガポールEP等

MM2H(マレーシア):

シンガポールEP


予算別・プロフィール別おすすめプラン

ペルソナ1:単身30代デジタルノマド(月収USD2,000〜3,000)

想定生活費:月額USD500〜800(食費・家賃等) 医療保険予算:月額USD80〜150(全体の10〜15%) おすすめプラン

順位 保険 プラン 月額 理由
1位 Pacific Cross Explorer USD80(¥12,000) コスト最適。基本カバー十分。
2位 Pacific Cross Classic USD130(¥19,500) 少しの上乗せで歯科・妊娠対応可
3位 Allianz Core USD100(¥15,000) 柔軟なカスタマイズ可能

注意点

月額試算


ペルソナ2:夫婦40代前期(マレーシアMM2H申請予定)

想定資産:MYR1,000,000以上(MM2H条件) 医療保険予算:月額USD300〜400 おすすめプラン

順位 保険 プラン 月額 理由
1位 Pacific Cross Classic(夫婦) USD400(¥60,000) MM2H公式要件を満たす。コスパ最高。
2位 Cigna Silver(夫婦) USD500(¥75,000) 妊娠・出産カバー。出産待機10ヶ月。
3位 Allianz Core+Outpatient(夫婦) USD450(¥67,500) 柔軟性。カスタマイズ可能。

注意点

月額試算


ペルソナ3:子供2人を含む家族(タイ長期滞在)

想定世帯年収:JPY 1,000万円以上 医療保険予算:月額USD500〜700 おすすめプラン

順位 保険 プラン 月額 理由
1位 Pacific Cross Ultra(家族プラン) USD600(¥90,000) 子供カバー充実。妊娠対応可。
2位 Cigna Gold(家族) USD700(¥105,000) 保障充実。妊娠・出産10ヶ月待機。
3位 Allianz Comprehensive(家族) USD750(¥112,500) 完全カバー。歯科・眼科含む。

注意点

月額試算


ペルソナ4:シンガポールEP取得・高額所得層

想定年収:SGD 120,000以上(約1,500万円) 医療保険予算:月額USD600〜1,000 現実:雇用主が9割を負担するため、個人負担は月額USD100〜200程度

おすすめプラン

保険 プラン 雇用主負担 個人負担 理由
AXA Premium USD700/月 USD100/月 高額治療対応。シンガポール駐在員向け。
AIA Premium USD600/月 USD80/月 アジア特化。現地対応迅速。
Cigna Platinum USD800/月 USD150/月 保障最高。複雑な治療対応。

注意点

月額試算


ペルソナ5:資産管理・節税層(複数国居住計画)

想定資産:JPY 500万円以上、複数国でビジネス展開 医療保険戦略:国別に最適化、重複カバー回避 おすすめ構成

保険 プラン 月額 用途
マレーシア(拠点) Pacific Cross Ultra USD250 メイン拠点。家族カバー。
シンガポール(出張) AXA Standard USD150 高額治療対応。
タイ(投資) Cigna Gold USD250 長期滞在時用。
合計 USD650 ¥97,500

注意点


よくある質問(FAQ)

Q1: 日本で加入していた海外旅行保険との違いは何ですか?

海外旅行保険:最大1年の一時滞在向け。医療費は最高300万円程度。保険料は月額2,000〜5,000円。

国際医療保険:長期移住向け。医療費は無制限〜1,000万円。保険料は月額12,000〜150,000円以上。

実務上:移住予定なら初日から国際保険に切り替えるべき。旅行保険は移住後の適用外になるケースが多い。


Q2: 既往症があるのですが、加入できますか?

結論:加入は可能。ただし以下のいずれかになる可能性が高い。

  1. 条件付きカバー:既往症関連の治療は部分カバー(Pacific Cross FMU方式)
  2. 除外条項:既往症関連は全面除外(重症の場合)
  3. 割増保険料:月額USD10〜50の追加負担(コントロール良好な場合)
  4. 2年モラトリアム:2年間既往症除外、その後段階的カバー開始(Cigna等)

アドバイス:加入時に「診断日」「現在の治療内容」「薬剤名」を正確に申告すること。隠すと後でクレーム時に全額自己負担になる。


Q3: 妊娠・出産を予定していますが、いつ加入すべきですか?

結論:出産予定日の13ヶ月以上前に加入。

実例

Cignaの妊婦向けプラン

アドバイス:出産計画があるなら、移住計画と同時に保険手配すること。直前申し込みは困難。


Q4: 複数の国に滞在する場合、どの国の保険に加入すべきですか?

結論:主な居住国の保険 + 高額治療国の保険(オプション)

例1:マレーシアとタイを50:50で移動 → Pacific Cross(マレーシア対応優先)メイン + Cigna(タイ対応優先)補完

例2:シンガポール長期滞在 + 定期的にマレーシア訪問 → AXA(シンガポール対応)メイン + Pacific Cross(軽度の外来用)補完

注意点


Q5: 日本に帰国する予定です。保険をどう取り扱えばいいですか?

帰国前:保険を継続するか終了するか1ヶ月前に決定

選択肢

選択 手続き メリット デメリット
終了 帰国日に解約 コスト削減 帰国後すぐ日本の健保に切り替え必須
継続(数ヶ月) 毎月保険料継続 日本での緊急治療に対応 コスト継続。日本の健保との二重加入
日本版に切り替え 帰国後即座に健保加入 スムーズな移行 帰国直後の医療空白(数日)のリスク

アドバイス:帰国日の2週間前まで国際保険を保有。帰国直後は最低1ヶ月間、日本の健保加入まで重複加入(割高だが安全)。


ペルソナ別推奨プラン表

ペルソナ 保険 プラン 月額 理由
単身ノマド30代 Pacific Cross Explorer USD80 最小コスト。基本カバー十分。
夫婦MM2H Pacific Cross Classic USD200〜250 MM2H公式要件対応。コスパ優秀。
家族+子供 Cigna Gold USD500〜600 保障充実。妊娠対応優秀。
シンガポールEP AXA Premium USD100〜150(個人負担) 高額治療対応。雇用主負担が大半。
複数国ビジネス Pacific Cross + Cigna Classic + Gold USD400〜500 国別最適化。重複回避。

日本人が知るべき注意点

1. 医療費の為替レート変動リスク

東南アジアの医療費は原則「現地通貨」で請求される。保険給付も現地通貨ベースで計算される為、円安が進むと実質給付額が増加する。

:USD5,000の治療費

2. 「最終確認日は日本への帰国後」のリスク

保険給付は「治療国の医療基準」で判定される。日本に帰国後、日本の医師が「不要な治療だった」と指摘してもクレーム通らず。

アドバイス:高額治療(USD10,000以上)を受ける際は、事前に保険会社に「この治療は給付対象か?」と書面で確認すること。

3. 既往症の「隠蔽」が最大のリスク

保険申告書で「高血圧なし」と書いても、クレーム時に「実は1年前に医者に言われていた」が発覚すると、全額自己負担になる可能性がある。

実例:タイで脳卒中で入院(治療費USD50,000)。実は5年前に日本で「高血圧」と言われていたが、申告書では「なし」と記載 → 保険会社が「既往症隠蔽」と判定 → 全額自己負担

4. 日本の国民年金・国民健康保険の手続き忘却

多くの移住者が「保険に入ったから大丈夫」と思い、日本の年金・健保の手続きを放置する。10年後に年金受給額が減額される、帰国後の健保加入に問題が生じる等のリスク。

手続きチェックリスト

5. マレーシアMM2Hの「保険確認」がビザ更新時に必須

MM2Hは年1回更新。更新時に「保険が有効なMYR500,000相当」であることが確認されないと、ビザが失効する可能性。

実務:毎年のビザ更新時に最新の保険証書(Certificate of Insurance)を手元に用意すること。


総合比較表:5社一覧

評価項目 Pacific Cross Cigna Allianz AIA AXA
コスパ ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐
妊娠対応 ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐
高額治療 ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐⭐
日本人対応 ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐
クレーム対応 ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐
柔軟性 ⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐
総合評価 **⭐⭐⭐⭐⭐**最推奨 ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐ ⭐⭐⭐⭐

保険を使うときの流れ・初めての連絡方法

保険に入っていても「実際に病院に行ったとき、どうやって使えばいいの?」と戸惑う方は多いです。ここでは、初めて保険を使うときの具体的な手順を説明します。

病院に行く前にやっておくこと(平常時)

体調を崩してからでは遅いので、以下は元気なうちに済ませておきましょう。

  1. 保険会社のアプリをスマホにインストール — Cigna、AXA、Pacific Cross等はスマホアプリからクレーム(請求)が可能です
  2. 緊急連絡先をスマホに登録 — 保険証券に記載の24時間ホットライン番号を電話帳に入れておく
  3. キャッシュレス対応病院(Panel Hospital)を確認 — 保険会社のアプリまたはWebサイトで、自分の住んでいる地域の対応病院リストを確認。リストにある病院なら、窓口で保険カードを見せるだけで自己負担分以外の支払いが不要になります

キャッシュレス(直接支払い)で受診する場合

キャッシュレスとは、保険会社が病院に直接支払いをしてくれる仕組みです。自分の財布から出すお金が最小限で済みます。

手順:

  1. キャッシュレス対応の病院を選んで予約する
  2. 受付で保険カードを提示し、こう伝える:

I have insurance with [保険会社名]. Is this a cashless hospital for my plan?

  1. 病院が保険会社に確認(通常10〜30分)
  2. 承認が下りれば、診察・治療を受ける
  3. 会計時は自己負担分(co-pay)のみ支払い

注意: 入院や手術の場合は事前承認(pre-authorization)が必須です。入院が決まったら、病院ではなくまず保険会社に連絡してください。事前承認なしに入院すると、保険金が支払われないケースがあります。

立替払い(Reimbursement)で受診する場合

キャッシュレス非対応の病院や、緊急でとにかく受診した場合は、一旦全額を自分で払い、後から保険会社に請求します。

手順:

  1. 病院で診察・治療を受け、全額を支払う
  2. 以下の書類を必ずもらう:
    • 領収書(Receipt / Official Receipt)
    • 診断書(Medical Certificate / Doctor’s Report)
    • 明細書(Itemized Bill)— 何にいくらかかったかの内訳
    • 処方箋のコピー(薬が出た場合)
  3. 保険会社のアプリまたはWebサイトからクレーム(請求)を提出
  4. 通常2〜4週間で指定口座に振り込まれる

重要: 領収書と明細書はその場で必ずもらってください。後から再発行を依頼すると時間がかかり、対応してもらえない場合もあります。

日本語サポートがある保険会社

保険会社 日本語対応 連絡手段
東京海上日動(海外旅行保険) 24時間日本語ホットライン 電話
損保ジャパン(海外旅行保険) 24時間日本語ホットライン 電話
AIG損保 24時間日本語ホットライン 電話
Cigna(現地法人) 英語のみ(一部地域で日本語対応) 電話・アプリ
AXA(現地法人) 英語のみ 電話・アプリ・WhatsApp

長期滞在者で日本の海外旅行保険が切れている場合は、現地保険に加入していることが前提です。日本語サポートが必要な方は、日系の保険代理店を通じて加入すると日本語での請求サポートが受けられる場合があります。

よくある失敗と対策

失敗1: 領収書をもらい忘れる — 会計時に「Could I have an itemized receipt, please?」と必ず伝えましょう。明細のない領収書だけでは保険請求が通らないことがあります。

失敗2: 事前承認なしの入院 — 緊急でない入院・手術は必ず事前に保険会社に連絡してください。「pre-authorization」が必要な手術を無断で受けると、保険金が全額拒否される場合があります。

失敗3: 請求期限を過ぎる — 多くの保険会社は治療日から30〜90日以内の請求を求めています。後回しにせず、退院・受診後すぐにアプリから提出しましょう。

失敗4: 保険対象外の治療を受ける — 歯科、美容、予防接種など、プランによってはカバーされない項目があります。高額な治療の前に保険会社に「Is this covered under my plan?」と確認してください。

まとめ:保険選択フローチャート

移住予定国は?
├─ マレーシア(MM2H申請)
│  → Pacific Cross Classic(USD130/月)推奨
│     理由:MM2H要件MYR500,000対応、コスパ最高、日本人対応優秀
│
├─ タイ(LTR申請)
│  → Cigna Silver / Pacific Cross Classic(USD120〜150/月)推奨
│     理由:USD40,000要件対応、妊娠対応・クレーム対応優秀
│
├─ シンガポール(EP取得)
│  → 雇用主保険が標準(個人負担ほぼなし)
│     補完:AXA Standard(自費日本帰国時用)
│
├─ フィリピン / インドネシア
│  → Pacific Cross Explorer / Cigna Silver(USD80〜120/月)推奨
│     理由:公式要件なし、個人選択。コスパ重視ならPacific Cross
│
└─ 複数国移動 / 高額治療予定
   → Pacific Cross + Cigna / Pacific Cross + AXA(USD250〜350/月)
      理由:国別最適化、重複回避

家族構成で調整
├─ 単身 → 基本プラン + USD30〜50割引
├─ 夫婦 → 基本プラン × 2 + USD50〜100割引
├─ 家族3人以上 → ファミリープラン(35〜40%割引)
└─ 子供のみ → 親プランの30〜50%の月額

既往症ありの場合
├─ コントロール良好 → FMU方式(Pacific Cross)で条件付きカバー
├─ 複数疾患 → モラトリアム方式(Cigna等)で2年後段階的カバー
└─ 不安な場合 → Allianzに相談(細かい案件に強い)

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※ この記事の情報は2026年3月12日時点のものです。最新情報は各国政府の公式サイトをご確認ください。当サイトは情報提供を目的としており、法的助言を行うものではありません。